車両系建設機械特別講習に参加して

9月5日・6日の両日、立川の東京都農林水産振興財団の敷地内にて「小型車両系建設機械」の特別講習が開催されました。
普段、仕事で乗り慣れており、今まで講習など特に必要ないと感じていましたが、やり終わってみると、やはり統一された技能は必要だと感じます。
今回参加者は私を含め16名。一日目の学科では法令やエンジン構造、力学などの講義を受け、一日の最後にまとめ試験を行いました。
二日目の実技は一日目と打って変わって快晴の気候で、レバーの操作方法や走行についてのレクチャを受け、参加者が一人づつ練習を行っていきます。猛暑の中という状況もありましたが、JIS規格のレバー操作は慣れている家の機械とは違っていて、とても扱いにくかったです。
講習の最後、走行~掘削という一連の流れで試験が行われました。練習では出来ていたことが、いざ自分の番になるとあやふやになってしまいます。特別講習という枠なので、たぶん落第者は居ないと思いますが、実際の作業で間違いは許されないので、現場の状況や機械の特性を知り、うまく乗りこなしたいと思います。
今回この講習を企画して頂いた植木農協や会場使用許可の農林水産振興財団、講習を担って下さったコマツ教習所の皆さまにお礼を申し上げます。
                                                   小平支部 丹生秀樹