ルビーロウカイガラムシの防除について
モチノキの仲間や、ヒサカキ、ゲッケイジュなど幅広い樹種に被害を及ぼすルビーロウカイガラムシが雌成虫から孵化し、1齢幼虫(歩行幼虫)が枝、葉に広がる時期となりました。
この時期の防除は非常に効果的です。近年、モチノキ科の植木生産が増えて本カイガラムシの寄生による樹勢の衰えや、すす病の発生などが問題となっていますので、以下の防除をお勧めします。
防除時期:1齢幼虫時期
*現在(6月16日)、東京都農林総合研究センター(立川市)内の木で1齢幼虫を確認しています。
散布薬剤:カルホス乳剤(有機リン系殺虫剤)
マツグリーン液剤2(ネオニコチノイド系殺虫剤)
*規定の希釈倍率で散布して下さい。
東京都農林研究センター
緑化森林科 長嶋・三橋 042-528-0526 |