クビアカツヤカミキリ

被害:被害樹種はサクラ、ウメ、カキ、モモ等を食害し、枯れ死の原因となる。幼虫に樹幹内部を食い荒らされて樹木は衰弱して枯れ死にいたる。特にサクラへの被害が懸念される。東京都の発表によれば、あきる野市、福生市、羽村市、八王子市、昭島市で発生している。

昆虫:海外より侵入、外来生物法の特定外来生物に指定されている。体長25~40mm。生態は成虫が樹皮のヒダに沢山卵(1000個以上の場合もある)を産みつけるが、従来のカミキリムシに比較して格段に多いので被害は甚大。春から秋にかけて食害する。食害すると多量のフラス(木屑と糞)を排出する。この時コスカシバのフラスと混同しないように注意を要する。

枯死メカニズム:大量の幼虫が集中的に食害し、樹幹内部に縦横に大量の孔道で食い荒らされるため水分や養分の通道組織が打撃を受けて枯死に至る。

対策:幼虫の駆除としては、薬剤注入(ロビンフッド等)、刺殺、伐採等があります。成虫駆除はネット巻き、農薬散布(バイオリサ・カミキリ等)、捕殺があります。詳しく東京都の以下で検索。
東京都環境局 https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

成虫・幼虫を捕まえたら、ただちに殺処分することが必要。
対応策については、新しい方法が次々に開発されている状況であり、最新の知見を求めることが必要。

注意:※特定外来生物である本種を捕まえて、生きたまま持ち帰ることは、法律で禁止されておりできません。飼育することや販売することなども違法です。

(説明文は日本樹木医会東京都支部より提供いただきました。)